バンド活動の目的(その2)

2022年09月18日 07:32
カテゴリ: 竹内王子

前回は、私が風船うさぎに参加し活動している目的を書きました。
35年ぐらい前:「モテたい」から、または、「ミュージシャンになりたい」から
10年前:「飲みたい」から
今:「楽しい」から

読み返してみると、あれ?
35年前の目的はわかるが、10年前と今は目的ではなく、理由ではないか。目的と理由は違うよね。

バンドは趣味なので、目的なんて必要なくて、楽しんでたらいいじゃん。
ということなのか。そうではない楽しいだけではない目指しているものがありそう。
と、自問自答した結果、風船うさぎの目的を達成するためにやってるということがわかりました。

では、風船うさぎの目的は何か。今日は、これを書きたいと思います。

風船うさぎは結成17年目ぐらいだったと思います。
私が加入して9年、その間にもバンド活動の目的は変化しているので、きっと結成当初から変わってきていると思います。
加入当初は、昭和の流行歌を演奏して、数ヶ月に一度ライブハウスに出演しているバンドで、バンドを趣味にしている仲間同士で交流するみたいな感じでした。
最初は、前のベースの方が転勤したので、ヘルプで参加してました。
参加して半年ぐらいになった時、観客の方から「竹内さんはいつ正式メンバーになるのですか?」みたいな質問があって、正式加入した記憶があります。

その頃から、京都の909というライブハウスから出演依頼があり、2014年から3ヶ月に1回ぐらい第5土曜がある月の第5土曜日に出演するようになりました。
最初は、京都へ行って、プロの演奏家のように出演すること自身が面白かったのですが、二度が三度にたび重なって、お客さんが本当に楽しそうに演奏を聴いて下さるのが嬉しくなりました。毎回終了時に握手しながらお話しするのですが、楽しかったとか、また来るよとか、感動したとか、お声がけいただくことが多くて、だんだんお客さんにどう楽しんでいただくかみたいなことを考えるようになりました。

そして、心理テストのコーナーを作ったり、喜多さんが歌うコーナーとか、選曲もお客さんが聞きたい曲を選んだりと、だんだん今のスタイルになったと思います。

そして、お客さんからこのようなコメントをいただくようになりました。
・生まれて初めて生バンドの演奏を聴いてとても楽しい世界ということを知った
・青春時代を思い出して、若返った気分になった
・その曲を聴いていた頃の自分を思い出し、涙が出てきた
・70歳でギターを弾いているのを見て、まだまだ自分も頑張れると元気をもらった
・風船うさぎを知って、引きこもりから社会復帰できた

風船うさぎの活動目的は、「お客さんを元気にすること」です。

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