このブログのアクセス解析のページを発見し、見てみたところ、一番人気のページがなんと「昭和歌謡ベースについて」で、第2位の「初ブログ」の倍以上の方に読んでいただいているようです。
なので、昭和歌謡ベースについて、また書いてみようと思います。
私が歌謡曲のベースを演奏する時は、楽譜を使いません。その理由は次のとおりです。
■楽譜を使うデメリット
・楽譜を作る手間がかかる。
・楽譜を持ち運ばないといけない。(かさばって、重い)
・演奏するために楽譜立が必要になる。
・演奏する時に楽譜を読みながら弾かないといけない。
なので、暗譜することにしています。
採譜は基本「耳コピ」なので、最初はルート音を探してコード進行の概略をざっくりつかんで記憶し、曲に合わせて繰り返し練習して、体で記憶します。
だいたい1曲10分ぐらいで心の採譜をして、10分ぐらい繰り返し記憶します。
これを3日~4日ぐらい毎日2~3回やるとほぼ記憶します。
最初はめちゃめちゃ時間がかかっていましたが、数多くやっていると早くなりました。
昭和歌謡はコード進行のパターンや構成もAメロとBメロだけなので、簡単です。はい。
ただ難度の高い曲がたまにあります。
難度の高い曲の原因は主に次の3点です。
1. 複雑なフレーズ
前回、紹介したとおり、たまにめちゃめちゃ変なフレーズが出てきます。これは、なかなか習得に時間がかかったりします。
恋の追跡、真夜中のドア など
2. ベースの音が小さい曲
アレンジでほぼベースが聞こえない曲があります。これも聞き込むので時間がかかります。
瀬戸の花嫁、いい日旅立ち など
3. チューニングがあっていない
ベースのチューニングがあっていない曲があります。第4弦のチューニングが適当なので、聞いてて気持ち悪くなります。低い音は当時のラジオやレコードプレイヤーとかで聞いても聞こえないからかな。チューニングが適当でもレコード発売してしまうとは、昭和はおおらかな時代です。
真夏の出来事、四つのお願い、木枯らしの二人 など
このような難度の高い曲は何度も練習して習得していきます。